山中鹿介胴墓 -戦国探求

山中鹿介胴墓（やまなかしかのすけどうはか）

場　所：	岡山県高梁市落合町阿部

山中鹿介胴墓
「幸盛院殿鹿山中的大居士」観泉寺の位牌と同じ戒名が刻まれている
墓碑の裏には明治三十五年八月建立と記されている

　尼子氏再興を目指す山中幸盛（鹿介）は、主君尼子勝久とともに織田家傘下となり毛利氏との前線である播磨国上月城に配されるが、毛利氏の大軍に囲まれ勝久は切腹し鹿介は囚われの身となる。囚われた鹿介は毛利輝元が在陣する備中松山城（又は毛利氏本拠安芸）に連行されることになる。その護送途中に阿井の渡し付近で毛利氏の手の者に襲われ命を落とす。鹿介の首は刎ねられ、残された遺骸は観泉寺の和尚により赤羽根の「石田畑」に埋葬されたものを移送しこの地に墓碑を建立したとのこと。首は毛利氏の検分の為、備後・鞆に運ばれた。阿井の渡し付近には供養墓がある。

案内看板
「山中鹿介胴墓」の説明板紛らわしいことに説明板横の墓は「金剛力熊ヶ嶽」という江戸大相撲の力士の墓で、山中鹿介胴墓はここより少し奥にある。

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	駐車場：なし最寄り駅：JR伯備線備中高梁駅、備中広瀬駅訪問年月：2023年12月

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備中松山城	上月城	月山富田城	三村家親・元親の墓

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