茶臼山(ちゃうすやま)
大坂冬の陣の時に徳川家康の本陣、大坂夏の陣の時に真田信繁(幸村)の本陣、茶臼山古戦場跡

場  所: 大阪府大阪市天王寺区茶臼山町1-108(天王寺公園内)

茶臼山
小高い丘で古墳跡ではないかともいわれている。


 天王寺公園内にある茶臼山は、大坂夏の陣の時に真田幸村が本陣を構えた場所で、夏の陣最大の激戦地だったといわれている。真田幸村は天王寺口に陣取った毛利勝永とともに、徳川軍と大激戦を繰り広げ次々と相手を撃破し、ついには徳川家康の本陣を脅かし家康自身も死を覚悟したほどだった。そのすさまじい戦いぶりに「真田は日本一の兵(つわもの)、古(いにしえ)より物語にもこれなき由」<薩摩旧記>と島津氏は記している。
 また、大坂冬の陣では家康の本陣がこの一帯に置かれていた。



茶臼山に渡るための和気橋
和気清麻呂にちなんで名付けられたそうだ。

茶臼山に登る階段


「史蹟 茶臼山及河底池」の碑



大坂夏の陣 天王寺口布陣図(現地案内板より)

茶臼山頂上部

茶臼山頂上
本当に小さな丘で特に何もないようだ。

茶臼山付近から見た通天閣

天王寺公園内にある慶沢園
もとは住友家茶臼山本邸内の庭園


天王寺公園内にある旧黒田藩蔵屋敷長屋門

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